先生目指す大学生 児童にダンスや絵画の特別授業 和気町

将来、学校の先生になるのを目指している大学生たちが、子どもたちにダンスや絵画などを楽しく教える特別授業が和気町で開かれました。

この特別授業は、備前県民局と岡山市東区の環太平洋大学が共同で開いたもので、和気町内の小学3・4年生の児童合わせておよそ170人が参加しました。
講師役を務めたのは将来、学校の先生を目指している学生たちで、子どもたちは10のグループに分かれそれぞれ3つの授業を体験しました。
会場の一つで廃校となっている旧和気小学校の体育館では、ダンスやボール運びのリレーなどが行われ、子どもたちが学生たちに教わりながら、元気いっぱい体を動かしていました。
また、かつての教室では、鉱物の粉末や洗濯のりに絵の具を混ぜて色とりどりのスライムを作る授業なども開かれ、子どもたちは学生との会話も楽しみながら取り組んでいました。
講師役を務めた学生は「子どもたちに声をかけることを意識しました。みんな楽しいと言ってくれてうれしかった」と話していました。