「アマゾン」岡山の配送拠点を報道関係者に公開

ネット通販大手の「アマゾン」は岡山市内に中国地方で2か所めとなる配送拠点を設け、24日、報道関係者に公開しました。
競争が激化するなか、翌日配送に対応した商品を増やすなど、サービス充実につなげたいとしています。

公開されたのは、岡山市北区にアマゾンが9月に開設した配送拠点です。
アマゾンとしては、中国地方で広島市内に続く2か所めの配送拠点となります。
商品の仕分けなどを行い、岡山市や倉敷市などに向けて700万点以上の商品を翌日に届けることができるようになるほか、玄関先などに荷物を置く「置き配」にも対応できるようになったということです。
また会社では、仕分けのスタッフや配送を担う個人事業主のドライバーなど、合わせて300人以上の雇用につなげたいとしています。
アマゾンロジスティクスの舟木潤田リージョナルディレクターは「拠点の開設で、アマゾンの配送による置き配も利用できるようになるなど、利便性を高めることができる。また働く機会も創出し、地域の経済発展にも貢献したい」と話していました。