警察と大学が連携 自転車の取締りと啓発活動 岡山市

自転車どうしの事故で1人が大けがをした岡山市の現場の近くで、通学時間帯にあわせて警察が大学と連携して、自転車の取締りと啓発活動を行いました。

取締りは23日午前8時から、岡山市北区の県総合グラウンドのそばの交差点で行われました。
この近くでは9月22日の朝、いずれも自転車に乗った男子大学生と50代の女性が出会い頭に衝突し、女性が大けがをしました。
周辺には2つの大学があり、自転車に乗る学生が多いことから取締りが行われ、警察官がイヤホンをしたりスマートフォンを見たりしている人を見つけては警告書を交付していました。
また大学の職員が「事故時の被害を軽くするため、ヘルメットを着用しましょう」などと書かれたチラシを配りました。
警察によりますと、県内ではことしに入って9月末までに、自転車に乗った人のうち交通事故で、5人が死亡し、737人が重軽傷を負っています。
死亡した5人のうちの3人がヘルメットを着用していなかったということです。
岡山西警察署の※ヨリ則晃交通官「まだまだ自転車のルールの徹底ができていないので、引き続き、指導していきたい」と話していました。

※頼の「頁」が「刀」の下に「貝」。