高梁 学生の地域貢献活動を応援 4つのプロジェクトに助成金

高梁市内の学生が取り組む地域社会への貢献活動に助成金を交付する制度が始まり、16日に交付式が行われました。

交付式には高梁市内の中学校と高校の生徒9人が出席し、高梁市や商工会議所などでつくる協議会の藤岡孝会長から4つのプロジェクトの代表に採択書が手渡されました。
今年度から始まったこの制度は、地域社会への貢献を目指す活動に取り組む中高生や大学生を応援しようというもので、1つのプロジェクトに対して最大10万円の助成金が交付されます。
今回採択されたのは、高梁高校の「生徒が見つけた酵母の応用の可能性を探る研究」や、高梁中学校の「特産の高梁紅茶を使った商品開発」などに取り組むプロジェクトです。
酵母の研究に取り組む高梁高校2年の黒川美琴さんは「地域から応援してもらうので、プロジェクトに真摯に向き合い、楽しみながら取り組みたい」と話していました。
協議会の藤岡会長は「プロジェクトに取り組むことで地域の子どもたちが郷土を愛する心を育んでほしい」と話していました。
プロジェクトの成果は来年に開かれる報告会で発表されるということです。