JR芸備線 再構築協議会の設置 岡山県への意見聴取始まる

JR西日本が、芸備線の一部区間を対象に再構築協議会の設置を国に要請しましたが、国が県に協議会に参加するかどうかなどの意見の聴き取りが、13日から始まりました。
県は、関係自治体と話し合いながら対応を検討する方針です。

国土交通省から13日付けで、岡山県に届いた文書によりますと、芸備線の、▼新見市の備中神代駅と▼広島県庄原市の備後庄原駅の間について、JR西日本から要請があった国が主体となる再構築協議会が設置された場合、参加するかどうか尋ねています。
また、この協議会への参加者として、岡山・広島の両県と、新見市・庄原市以外に適切だと考える構成員がいる場合は、その名称と理由を教えてほしいなどとしています。
意見は文書で回答し、期限は来月(11月)2日までとなっています。
国からの意見の聴き取りについて伊原木知事は「回答期限が11月2日とされているため、期限変更の申し出を行うかどうかを含め、新見市や広島県などと相談をしながら県の対応を検討してまいります」というコメントを出しました。