“高梁のぶどうとトマトを知って” 生産者が観光客に無料配布

高梁市で特産のぶどうとトマトを広く知ってもらおうと、生産者たちが観光客に無料で配布しました。

赤色の顔料「ベンガラ」を使った町並みで知られる高梁市の吹屋地区には、連休中、独特の情緒を味わおうと県内外から観光客が訪れています。
7日は生産者など7人が、訪れた観光客に、地元で生産されているニューピオーネとトマトを手渡しました。
高梁市とその周辺で生産される、ニューピオーネとトマトには「天空の実り」というブランド名がつけられ、県内のほか関西方面にも出荷されています。
会場では、ブランド名を知っているかや、買ったことがあるかについて尋ねるアンケートも行われ、生産者たちは地元ならではの特徴などを説明していました。
広島県から訪れた男性は「ここがぶどうやトマトの産地だと知ることができたので、これからはたくさん買ってみたい」と話していました。
トマト生産者の播摩真由さんは「高梁産のニューピオーネやトマトをもっと知ってもらい、『この地域で作られたものだから買いたい』と思ってもらえるよう頑張りたい」と話していました。