岡山市 LPガス料金を最大2000円値引き 10月〜11月

LPガス料金の高騰を受けて、岡山市は市民の負担を軽減するため、来月(10月)と再来月(11月)の2か月の料金から、最大で2000円を値引きします。

岡山市の大森市長が26日の記者会見で明らかにしました。
それによりますと、値引きの対象は、▼市内でLPガスを利用する一般家庭およそ18万世帯と、▼飲食店などおよそ6500の事業者です。
また、期間は来月と再来月の2か月で値引きの額は消費税を除き、1契約につき1か月1000円が上限で、2か月で最大2000円です。
岡山市が国の交付金を活用して、県LPガス協会に値引きの原資として4億円あまりを補助し、それぞれの販売事業者が値引きをした額を利用者に請求するため、利用者は特に手続きをする必要はありません。
大森市長は、「今回の事業は国の交付金を使っている。今また政府が経済対策を検討しているので、冬以降についても、こうした政府の動きを見ながら対応していきたい」と話しています。
LPガス料金の高騰をめぐり、岡山県が同じような値引きの事業を今月いっぱい実施していて、それを引き継ぐ形となります。
倉敷市も来月と再来月の2か月、あわせて最大2000円の値引きを行うということです。