倉敷市11月にかけ土・日6日間路線バスと水島臨海鉄道無料に

倉敷市は公共交通の利用促進を図ろうと、9月から11月にかけての土曜日と日曜日のうち6日間、市内を走る路線バスと、水島臨海鉄道の運賃を無料にする取り組みを行うことになりました。

運賃が無料になるのは、9月10日と24日、10月1日と15日、11月19日と25日の6日間です。
路線バスでは、両備バスと下電バス、それに井笠バスが運行する路線のうち、ルートのおおむね半分以上が市内を通る26の路線が対象です。
水島臨海鉄道は、すべての区間が対象です。
倉敷市はコロナ禍で利用客が減少した公共交通の利用促進を図ろうと、去年も9月から11月にかけて同様の取り組みを行った結果、1日あたりの利用者が通常の2倍以上に増えたということです。
倉敷市は、運賃の無料化により、公共交通の利用促進効果が期待できるとして、ことしも市内でイベントが開催される日に合わせて実施することを決めました。
市の負担はおよそ2400万円で、倉敷市交通政策課は「ふだん乗らない人が公共交通を利用するきっかけになることを期待している」と話しています。