池田組組長宅発砲 山口組系暴力団員 初公判で起訴内容認める

対立する指定暴力団・池田組の組長が住む岡山市内のマンションで、去年、拳銃を発砲した罪などに問われている山口組系の暴力団員の裁判が始まり、被告は起訴された内容を認めました。

山口組系の暴力団員・福岡一彦被告(57)は、去年10月、岡山市北区のマンションの駐車場で止まっていた車に向け、拳銃5発を発射したなどとして、銃刀法違反と器物損壊の罪に問われています。
このマンションには、8年前に山口組から離脱し、対立を続ける指定暴力団・池田組の組長が住んでいて、車は組長が使っていました。
岡山地方裁判所での22日の初公判で、被告は「間違いありません。私がやったことです」と述べ、起訴された内容を認めました。
発砲事件と同じ日、山口組系の別の暴力団員が岡山市内の理髪店で、この組長を襲撃する事件が発生していますが、検察は冒頭陳述で「組員が襲撃に失敗してけがをしたことから報復を決意した。5発立て続けに発砲したあと、周囲の安全を確認しないまま逃走した」と指摘しました。
一方、弁護側は「組のメンツのため個人の判断で行ったが、市民に恐怖を与えないよう拳銃をポケットに隠し、速やかに自首している」と主張しました。
次回の裁判は9月4日に開かれる予定です。
2つの団体は去年12月以降「特定抗争指定暴力団」に指定され、警察は取締りを強化し警戒を続けています。