寸劇で特殊詐欺防止呼びかけ 吉備国際大の学生ボランティア

特殊詐欺に遭わないようにと、高梁市の大学生たちが、手作りの寸劇を通して高齢者に注意を呼びかけました。

劇を演じたのは、吉備国際大学の学生ボランティア14人で、高梁市の総合福祉センターには、地元の老人クラブのおよそ20人が集まりました。
劇では、市役所の職員を装った特殊詐欺グループの男が高齢の女性に電話をかけ「還付金があるのですぐコンビニに向かって」ともちかけます。
信じた女性は指示どおりATMを操作しますが、そこに「ボラレンジャー」というヒーローが登場して、詐欺の疑いがあるので家族など身近な人に相談するようアドバイスしました。
鑑賞した80代の女性は「この年齢になると人の意見を聞きにくくなりがちですが、相談することが一番大切だと思いました」と話していました。
警察によりますと、ことしの上半期に県内でおよそ2億1210万円の特殊詐欺の被害が確認され、去年の同じ時期よりおよそ3180万円増えています。
被害を防ごうと、大学生たちは警察署で話を聞いて台本を考え、小道具も自分たちで作りました。
3年生の仁田涼介さんは「注意の呼びかけを楽しく伝えられるよう演じました。お金に関係する電話は詐欺だと疑って」と話していました。