JR芸備線4か月ぶり運転再開へ 落石防止工事が終了

JR西日本は、落石の影響でことし3月から取り止めてきた芸備線の一部区間の運転について、対策工事などの作業が終わったとして、7月29日の始発から4か月ぶりに再開すると発表しました。

ことし3月、JR芸備線の列車が沿線の斜面から落ちてきた岩と接触して脱線し、JR西日本はいずれも庄原市の東城駅と備後落合駅の間で運転を取り止めていました。
JRは、斜面の調査や新たな落石を防ぐために、網を張る工事などを続けていましたが、すべての作業が終わったとして7月29日・土曜日の始発から運転を再開することを20日発表しました。
芸備線の全線での運転は、およそ4か月ぶりです。
これに伴って、これまで続けられてきた東城駅と備後落合駅の間の代行バスの運行は、列車の運転が再開される前日の28日に終了するということです。