矢掛町特産のアスパラガス 親子が収穫体験

岡山県内有数のアスパラガスの産地、矢掛町で、地域の親子が収穫を体験する催しが開かれました。

この催しは、矢掛町の中川公民館が地元で生産が盛んなアスパラガスに親しみをもってもらおうと開いたもので、地域の親子およそ30人が参加しました。
公民館の近くの畑には、高さ2メートルほどに育った親木が生い茂っていて、子どもたちは、はさみを持って根元から伸びるアスパラガスを探して歩きました。
そして、20センチから40センチほどの長さに成長したものを見つけると、はさみで切って収穫していました。
矢掛町内では、およそ40戸の農家があわせて4ヘクタールの畑でアスパラガスを栽培する県内有数の産地で、温暖な気候を生かした露地ものとして、主に県内や大阪の市場に出荷されています。
子どもたちは「太いアスパラガスがたくさんあった。サラダにして食べたい」と話していました。
生産農家の石井博さんは「地域の若い人たちにもっと生産に加わってもらい、矢掛のアスパラガスを有名にして、そのよさを味わってもらえるようにしたい」と話していました。