新見市公募の鉄道利用促進策に「鉄旅」イメージした写真展

新見市が公募していた鉄道利用促進策の一つとして、鉄道を使った旅「鉄旅」をイメージした写真の展覧会が採択されました。

新見市は、山陰と山陽を結ぶ伯備線、利用客の減少で存続が危ぶまれている芸備線と姫新線の3つの路線について、市内の非営利の団体が手がける鉄道の利用促進事業を公募していました。
今回採択されたのは、市内の写真愛好家グループが提案した「鉄旅の魅力発信プロジェクト」です。
プロジェクトでは、会のメンバーが冬にかけて市内の駅や周辺の見どころなど、沿線の魅力が伝わる写真や鉄道を使った新見市内の旅行をイメージした写真を撮影します。
そして来年1月以降、倉敷市の美観地区などで作品の展覧会を開くということです。
会の代表で写真家の高瀬智司さんは「鉄道は地方にとってなくてはならない存在です。鉄道でのゆったりとした旅の魅力を写真を通して表現したい」と話していました。
新見市では今年度の公募で2つ程度の事業の採用を見込んでいて、募集期間を8月31日まで延長して、引き続き企画の提案を呼びかけています。