高校の魅力アップに 高梁市でマラソンの元選手が高校生指導

マラソンの実業団チームに所属していた元選手が高校生にランニングを指導する講座が高梁市で始まりました。

17日に行われた第一回の講座では、高梁高校の生徒4人が天満屋女子陸上競技部の元選手、松浦七実さんの指導を受けました。
生徒たちは、松浦さんと話し合って、3000メートル走などの目標タイムを決め、松浦さんは、ストップウォッチでペースを確認しながら、「もう少し余裕を持って走って」などと声をかけたり走り方や今後のトレーニングのポイントを指導したりしました。
この講座は、高梁市の教育委員会が市内にある県立の高梁高校と高梁城南高校の魅力向上を目指し、新たに始めたもので、来年3月までの予定で、2校のあわせて9人が指導を受けるということです。
3年生の男子生徒は「わかりやすく教えてくれました。大学でも陸上競技を続けるつもりなので、この指導を糧に頑張りたい」と話していました。
指導を行う松浦さんは「一人ひとり違う目標に寄り添った指導をして、部活動がよい思い出に残るようにサポートしたい」と話していました。