スペシャルオリンピックス世界大会へ岡山市出身2選手意気込み

知的障害のある人たちのスポーツの大会「スペシャルオリンピックス」の世界大会が、6月にドイツで開かれるのを前に、岡山市出身の2人の選手が意気込みを語りました。

16日に岡山市役所で行われた激励会に出席したのは、ともに岡山市出身で、テニスの金平捷太郎選手(21)と陸上の金万結音選手(17)です。
2人は、6月13日からドイツのベルリンで開かれる知的障害のある人たちのスポーツの大会「スペシャルオリンピックス」の世界大会に出場します。
大森市長が「2人が大活躍するのを楽しみにしています」と激励すると、2人は「練習してきたことを発揮できるよう頑張ります」などと答えて、活躍を誓っていました。
テニスに出場する金平選手は「相手よりも先にミスをしないことを一番大切にしている。緊張すると思うが、日頃取り組んできた練習の成果を発揮して金メダルを取りたい」と意気込みを話していました。
陸上に出場する金万選手は「世界各国の選手に会えることが楽しみだ。100メートルでは、スピードを維持する強みを生かして、11秒台を目標に頑張りたい」と話していました。