岡山空港 昨年度の利用者87万8000人余で2倍増に

岡山空港の昨年度の利用者は87万8000人余りで、前の年度の2倍以上に増えました。
しかし、コロナ禍前と比べると6割程度にとどまり、県では国際線のすべての便の再開などに向けた取り組みを進めていくことにしています。

県のまとめによりますと、昨年度、岡山空港を利用した人は87万8216人で、前の年度よりおよそ48万5000人増え、2倍以上となりました。
国内線では、利用者が最も多い羽田便が77万3242人と2倍以上に増えたほか、前の年度よりも運航日数が増えた新千歳便は8倍、通常のダイヤに戻った那覇便は3倍と、大幅に増えています。
またすべての便が運休していた国際線は、台北との定期便が3月26日に再開しました。
しかし空港の利用者は、新型コロナの感染が拡大する前の令和元年度と比べ6割程度にとどまっています。
県航空企画推進課は「国際線の全便再開に向けて引き続き取り組むとともに、国内線も利用者がさらに回復するよう、航空会社や旅行会社に働きかけていきたい」としています。