備前焼チャリティー展 作品販売し福祉活動などに役立て
備前焼の作品を販売して福祉活動などに役立てようというチャリティー展が、備前市で開かれました。
チャリティー展を開いたのは、備前焼作家などでつくる「備前焼陶友会」で、備前市伊部の備前焼伝統産業会館には、人間国宝の伊勢崎淳さんをはじめ、およそ150人の作家が無償で提供した花器や食器などおよそ450点が並べられました。
作品は、来場者が希望価格を用紙に記入して入札するかたちで販売され、訪れた人たちは作品を手に取って手触りや色合いなどを確かめながらじっくりと値段を考えていました。
備前市から訪れた男性は「値段をつけるのは難しいですが、自分なりに考えています。落札できたらうれしい」と話していました。
チャリティー展の収益の一部は、福祉活動に役立てられるほか、トルコ・シリア大地震の義援金として寄付されるということです。