“自転車を放置しないで” JR岡山駅周辺で呼びかけ
5月11日から「春の全国交通安全運動」が始まるのを前に、JR岡山駅の周辺で、岡山市の職員などが自転車を放置しないよう呼びかけました。
この啓発活動は、岡山市が警察などとともに毎年行っているもので、9日、市の職員や警察官それに地域のボランティアなどおよそ60人が参加しました。
参加者は、JR岡山駅周辺の道路で通りかかった人たちに駐輪場の場所などが書かれたチラシを配り、安全を妨げる自転車の放置をやめるよう呼びかけました。
岡山市の条例では、禁止区域では警告の紙を貼られたあと3時間以上、それ以外の区域でも公共の場所では7日間以上放置すると撤去されます。
禁止区域になっているJR岡山駅近くの商店街に放置されていた自転車が撤去されました。
岡山市によりますと、昨年度は1年間で前の年より97台多い3725台の放置自転車を撤去したということです。
岡山市北区役所自転車・駐車場係の寺尾斉係長は「放置自転車は歩行者や自動車の運転の妨げになり、事故につながるので、最寄りの駐輪場を利用してほしい」と話していました。