岡山市の千足古墳の復元整備完了 石室の一般公開始まる

岡山市の造山古墳群の1つで、国の史跡に指定されている千足古墳の復元や整備が完了し、30日から、その石室の一般公開が始まりました。

岡山市北区にある千足古墳は、5世紀に造られたとみられる前方後円墳で、平成27年度から復元や整備が進められ、30日から、埋葬された遺体や銅鏡や刀などが出土した石室の一般公開が始まりました。
長さ2.9メートル、幅1.8メートルある石室の前には、家族連れなどが列を作り、石室を区切っていた石の板のレプリカに刻まれた幾何学模様を見たり石室の中の様子をじっくり観察したりしていました。
初日は、一般公開を記念したイベントも開かれ、会場には、ごはんを古墳の形に盛りつけたカレーや古墳の柄のTシャツなどが販売されたほか、ステージでは、古墳への愛を歌詞にのせたラップバトルなども披露されました。
倉敷市から訪れた20代の女性は「古墳の中を見たのは初めてでした。他の場所から石を運んできたという説明も聞けて、発見があって楽しかったです」と話していました。
岡山市に住む10代の男性は「当時の状況がちゃんと見られてすごいと思いました。エンターテイメントとして古墳や文化財に触れられるので、今後もこのようなイベントをしてほしいです」と話していました。