小さなこいのぼり飾られた路面電車運行始まる 岡山市内

5月5日の「こどもの日」を前に、小さなこいのぼりが飾られた路面電車の運行が、17日から岡山市内で始まりました。

運行開始を前に、岡山市中区の車庫でこいのぼりの取り付け作業が行われました。
長さ40センチの吹き流しの下に、60センチある黒と、それより小さい赤と青のあわせて3匹が細長い筒に付いていて、作業員が電車の屋根にのぼり無線のアンテナに差し込みました。
そして午前10時すぎ、こいのぼりをつけた一番電車が岡山駅に向けて出発しました。
路面電車の運行会社は、4年前から毎年こどもの日の前後1週間ほどこの電車を走らせていますが、多くの人に楽しんでもらおうと、ことしは17日から5月7日まで期間を3週間に延ばしました。
こいのぼり電車は、平日に19両が、また土曜・日曜・祝日は12両が運行されます。
岡山電気軌道の運輸課・岡本拓也さんは「1人でも多くの人に見てもらい、岡山の風物詩のひとつになれば」と話していました。