矢掛町に全国から往年の名車が大集合 観光客や住民と交流
江戸時代に宿場町として栄えた矢掛町にクラシックカーなどおよそ90台が全国から集まり、観光客らと交流しました。
50年以上前に製造されたクラシックカーやスポーツカーなどを中心に、1日から2日にかけて、県内のおよそ500キロの道のりを走行するイベントの一環で、2日午後、宿場町の雰囲気が残る矢掛町の中心部の通りにおよそ90台が次々と到着しました。
89年前の1934年に、イギリスで作られたスポーツカー「ライレー」をはじめとする往年の名車を出迎えた観光客や住民たちが興味深く車を見学したりドライバーと交流したりしていました。
1957年製のオープンカー「オースチン・ヒーレー」に乗って参加した北海道の30代の男性は「北海道では、まだ雪も残っているのですが、こちらは天気がよく、岡山の皆さんも優しく出迎えてくれて最高です」と話していました。
井原市から家族で訪れた男性は「車が好きなので来ました。ふだん見ることができない古い車を見ることができて、子どもも喜んでいます」と話していました。
一行は、矢掛町におよそ1時間滞在したあと、沿道の見送りを受けながら、ゴールの岡山市を目指して出発しました。