岡山大とファジアーノ岡山が連携協定 スポーツで地域活性化を

岡山大学とサッカーJ2のファジアーノ岡山は、スポーツを通じて地域活性化を図ろうと連携協定を結びました。

岡山市北区の岡山大学で行われた締結式には、岡山大学の槇野博史学長と、ファジアーノ岡山の北川真也社長が出席し協定書に署名しました。
連携協定では、地域スポーツの振興や、スポーツを通じて地域活性化を図ることを目標に掲げています。
具体的には、岡山県は芝生のグラウンドの数が全国で43位と少ないことから、大学のキャンパス内に新たに整備することや、県内の中学校には「女子サッカー部」がないことから、女子中学生がプレーできる機会を作ること、それにスポーツを通じた幼児教育の質を高めるため、大学の付属幼稚園と連携して、スポーツに特化したプログラムを提供することなどに取り組むとしています。
岡山大学の槇野学長は「岡山大学とファジアーノの理念には通じるものがある。次の世代の人たちが夢を描くことができるように、協力しながら地域の課題解決に取り組みたい」と話していました。
またファジアーノ岡山の北川社長は「互いのよいところを掛け合わせることで地域の課題解決を目指したい。学生や地域、それにファジアーノにとってもよりよい協定にしていきたい」と話していました。