太陽光パネル 新見市の企業がリサイクルの新たな技術開発
この10年余りで急速に拡大した太陽光発電。
ただ、そのパネルの寿命は20年から30年といわれていて、2040年には年間80万トン、いまのおよそ100倍相当が廃棄されると推計されています。
「大量廃棄時代」に向けて、パネルをどう処理するかが課題となる中、新見市の企業がそのリサイクルにつながる新たな技術を開発しました。
その新技術は太陽光パネルの「熱分解装置」。
この装置を使うことで、太陽電池セルやガラス、銅線など太陽光パネルを構成する素材を高純度で回収することができます。
今後は、廃棄されたパネルから回収した素材を使って、再び新しい太陽光パネルにつくりかえる「パネルtoパネル」にも挑戦するとしています。