吉備中央町運行の乗り合いタクシー スマホ予約システムを導入
吉備中央町が運行する乗り合いタクシーの利用を増やそうと、スマートフォンやパソコンから乗車の予約ができるシステムが導入されました。
新システムの導入にあわせて20日から説明会が始まり、このうち吉川公民館に集まった地域の高齢者ら9人が、利用するための事前登録やスマホからの予約方法を学びました。
町内の3つのエリアと吉備高原都市を結ぶタクシーは、平日に予約があれば各エリアから1日3便、吉備高原都市から2便が出発して、1回500円で乗車できます。
予約は乗車前日の午後5時までに済ませる必要がありますが、スマホとパソコンからは24時間の受け付けが可能で、町では1か月にのべ60人ほどの利用者をさらに増やしたいとしています。
参加した女性は「地方は移動手段がないとどこにも行くことができません。予約したら来てくれると聞き期待しています」と話していました。
吉備中央町総務課の佐々木諒さんは「予約をしやすくなるよう改善しました。よりよい交通サービスの整備をこれからも進めていきたい」と話していました。