津山市 LGBTへの理解深めてもらうパネル展
LGBTと呼ばれる性的マイノリティーへの理解を深めてもらおうというパネル展が、津山市で開かれています。
会場の津山市役所には、性の多様性についての基礎的な知識や、LGBTの当事者や家族の声が紹介されているパネル、それにLGBTであることを告白された人が、告白した人の許可なく、そのことをほかの人に勝手に話さないよう呼びかけるパネルなどが展示されています。
また人権啓発をテーマに制作されたマンガで、1人の女子中学生が親友の女の子から告白されたことをきっかけに、性的マイノリティーや自分らしく生きることの大切さを学んでいく「りんごの色」という作品も紹介されています。
パネル展を企画した津山男女共同参画センターの担当者は「LGBTを遠い存在と思わず、自分の身近にいるかもしれないと意識しながら、少しずつでもいいので理解していってほしい」と話していました。
このパネル展は1月27日まで、津山市役所1階の市民ホールで開かれたあと、津山市立図書館前の広場でも開かれる予定です。