高梁市の大学で留学生の日本語スピーチコンテスト
高梁市の大学で留学生たちが日本語でスピーチするコンテストが開かれました。
高梁市の吉備国際大学で開かれたコンテストには、大学で日本語を習得しながら、経営学などを学んでいる、インドネシアやベトナムなど合わせて5つの国の学生11人が参加しました。
持ち時間は4分で、留学生たちは、流ちょうな日本語で、新型コロナが流行する中で経験した身近な喜びや自身が考えるコロナ後の社会の変化について、語りました。
このうち、ベトナムから留学しているト・ティ・ゴアンさんは、新型コロナの影響で、母国の家族に会えないまま日本で学び続けている心境について、「留学は、自分で選んだ道なので会えないのは仕方ないですが、今、祖母のそばにいられないのはつらい。新型コロナで、身近な存在の大切さに気付かされました」と話していました。
コンテストでは、インドネシアに帰国中に新型コロナに感染した経験を語ったムハッマド・ソラフディン・アルファキーさんが最優秀賞を受賞しました。
アルファキーさんは「新型コロナに気をつけ、体を大事にしてほしいと思ってスピーチしました。日本語は難しいですが、頑張って学んでいきたい」と話していました。