「成人式」全市町村が20歳対象の式典 多くで名称変更に
去年4月に成人年齢が18歳に引き下げられましたが、県内すべての自治体が、20歳を対象に式典を実施するものの、多くで名称を変えたことがわかりました。
NHKは県内27の市町村に「成人式」を今年度どのような形で実施するか尋ねたところ、すべての自治体が、20歳を対象に式典を実施すると回答しました。
その理由として各自治体は「18歳にすると受験や就職の準備と重なってしまうこと」や「当事者へのアンケートの結果」などを挙げています。
ただ式典の名称を「成人式」から変更するところが多く、岡山市や倉敷市など多くが「二十歳の集い」に、また美作市は「二十歳の会」、奈義町は「祝歳式」として実施します。
一方、笠岡市は「18歳で成人になった若者を20歳の時点で祝う」という意味を込め「成人式」という名称で実施するということです。
時期については、岡山市や倉敷市など23の市や町は1月8日に実施する予定です。
一方、新見市と新庄村は2日、久米南町は3日、西粟倉村は去年8月15日に行っています。