ワクチン接種直後に女性死亡で医師ら対応確認の研修会 岡山市

愛知県で、新型コロナワクチンの接種直後に体調が急変した女性が死亡したことを受け、5日夜、岡山市で医師などが参加し、対応を確認する研修会が開かれました。

岡山市北区の県医師会館で行われた研修会には、オンライン参加を含めて、医師や看護師およそ450人が参加しました。
愛知県の集団接種会場で11月、新型コロナのワクチン接種を受けた女性が体調を急変させて、およそ1時間半後に死亡し、愛知県医師会は「アナフィラキシーが強く疑われるもので、ちゅうちょすることなくアドレナリンの筋肉注射をすべきだった」などとする検証結果をまとめています。
そこで、岡山大学病院高度救命救急センターの中尾篤典教授が、アナフィラキシーについて説明し、頻度は非常にまれなものの発生した場合は重症度にかかわらず、ただちにアドレナリンを投与する必要があると伝えました。
このあと参加者の代表が実演しながら、看護師は経過観察エリアで接種した人に声をかけ、気分が悪そうな人はベッドに運んで脈拍や血圧を測定することや、アドレナリンの効果がない場合は、5分から15分ごとに繰り返して投与する手順を、みんなで確認しました。
岡山県医師会の松山正春会長は「現場で漫然と行われている可能性があるので、事故につながらないよう注意点を十分に理解して、今後も接種にのぞんでもらいたい」と話していました。