JR岡山駅前広場への路面電車乗り入れ工事 来年1月から開始
岡山市は、令和7年度の完成を目指す路面電車のJR岡山駅前広場への乗り入れ工事について、来年1月から始めることを明らかにしました。
岡山市は、市内中心部を走る路面電車の利便性を高めようと、JR岡山駅の東口からおよそ100メートル離れた場所にある停留所を、駅前広場に移す計画を進めていて、令和7年度の完成を目指しています。
岡山市の大森市長は29日に記者会見を開き、移設に伴う改修工事を、来年1月10日から始めることを明らかにしました。
一般車が駐車などを行う場所と、タクシーの乗り降りをする場所を入れ替えるということで、工事に伴い、岡山駅前広場の一般駐車場はおよそ2年間使用できなくなります。
一般車の送迎についても、エリアを縮小したり使用できなくなったりする期間が生じるということです。
大森市長は「路面電車のJR岡山駅前への乗り入れは、乗り換え時間の短縮など、あらゆる利便性を高める岡山市にとって重要な事業だ。ご不便をおかけすることになるがご理解いただきたい」と話していました。