岡山市の前方後円墳「造山古墳」の発掘調査の現場公開

国内の前方後円墳として、4番目に大きい岡山市の「造山古墳」で行われている発掘調査の現場が公開されました。

岡山市北区にある「造山古墳」は、5世紀初めの古墳時代に造られたと考えられ、全長がおよそ350メートルあり、国内で4番目に大きい前方後円墳です。
岡山市教育委員会が毎年行っている発掘調査は、ことしで7回目となり、10月中旬から、古墳の「後円」部分の頂上付近を初めて調査しています。
調査が順調に進んでいることから、現場が一般に公開され、これまでの成果が紹介されました。
ことしの調査では、戦国時代に築かれたとされる建物の柱の跡や石室の一部とみられる香川県産の安山岩でできたとされる板状の石「板石」、それに、古墳の周りを取り囲んでいた「葺石」と呼ばれる石などが見つかったということです。
現場を訪れた人たちは、写真を撮影したり市の担当者に質問したりして、徐々に明らかになる古墳の姿を楽しんでいました。
60代の男性は「石室の一部かもしれないものが出たと聞いて、公開を楽しみにしていました。古墳の謎が解かれていくことを期待しています」と話していました。