“おかやまジビエスタンプラリー”始まる
県内で捕獲されたシカやイノシシの肉=ジビエをもっと食べてもらおうと、県はジビエを使った料理を提供する飲食店などを対象にした「おかやまジビエスタンプラリー」を始めました。
県内では、鳥獣被害対策などで野生のイノシシとシカあわせておよそ4万7000頭が捕獲されましたが、食肉用に処理されたのは全体の8.5%の4000頭弱にとどまり、利活用の拡大が課題になっています。
このため県では、ジビエを使った料理を提供する飲食店などを対象にしたスタンプラリーを始めました。
開催期間は来年1月31日までで、期間中に飲食店でジビエメニューを注文したり、ジビエ商品を扱う店舗で関連商品を購入したりした際に、店舗に設置してある専用の2次元コードをスマートフォンで読み取ると、デジタルスタンプを獲得することができます。
スタンプを3つ集めると商品に応募することができ、当選者には、シカの角を使ったフォークとナイフのセットや、ジビエ食品の詰め合わせセットなどがプレゼントされます。
スタンプラリーの対象となるのは県内の33店舗で、県のホームページで確認することができます。
県鳥獣害対策室は「ジビエ料理から加工食品、革小物と、さまざまな商品が対象になっているので、ぜひスタンプラリーに参加して、岡山のジビエのことを知っていただきたい」と話しています。