仮想空間「メタバース」で講演会 備前焼作家2人が魅力発信
最新の技術を使って備前焼の魅力を発信しようと、2人の備前焼作家が準備を進めています。
備前市伊部の備前焼作家・森大雅さんと森敏彰さんは、インターネット上の仮想空間「メタバース」で23日に講演会を開くことになりました。
現在、県内のおよそ30の企業や自治体などが仮想空間で商品の情報や地域の魅力を発信する「岡山メタバース博」が開催されていて、2人はこの中で備前焼について話をするということです。
「岡山メタバース博」は誰でも無料で参加でき、自分の分身となる「アバター」を作って、海や観光地などが再現されたそれぞれのブースを自由に動いて楽しむことができます。
2人も「アバター」を操作して、備前焼の歴史や作り方などを解説する予定だということで、作品を焼く「窯焚き」の写真を用意するなど準備を進めています。
森大雅さんは「国内外の人たちに興味を持ってもらい、備前に来てもらうきっかけにしたい」と話していました。
森敏彰さんは「今までにない取り組みでわくわくしている。地域の魅力を発信できる可能性を秘めていると感じている」と話していました。
講演会は23日の午後1時から開かれます。