ブレイキン 中国・四国大会 4部門で岡山勢が優勝独占

2024年のパリオリンピックの新競技として実施されるダンススポーツ・ブレイキンの中国・四国地方のチャンピオンを決める大会が、22日に岡山市で開かれ、4つの部門すべてで岡山県勢が優勝を果たしました。

ブレイキンは一般にはブレイクダンスとして知られるダンススポーツで、DJがかける音楽に合わせて1対1の対戦形式で交互に踊りを披露し、技術や表現力などを競います。
22日に岡山市で、中国・四国地方のチャンピオンを決める大会が行われました。
13歳以下の女子の部では、倉敷市出身の中学1年生で12歳の岸本美麗選手が、足を振り上げた勢いを利用して、逆立ちした状態で回転する「エアートラックス」と呼ばれる大技を決めたほか、かがんで地面に手をつき、素早い足さばきを見せる「フットワーク」で、キレのある動きを披露して連覇を果たしました。
また13歳以下の男子の部や、一般の男子と女子の部でも、それぞれ岡山県出身の選手が優勝し、実施された4部門すべてのチャンピオンを岡山勢が独占しました。
13歳以下の女子の部で連覇を果たした岸本選手は「相手を意識して踊れた点はよかったが、まだまだ雑なところを練習する必要がある。みんなが期待してくれているのでそれに応えられるように、そして日本一になれるように頑張りたい」と話していました。