高梁市の大学で留学生と日本人の学生が食や歌を通して交流

新型コロナの感染が減少傾向にある中、高梁市の大学で学ぶ留学生たちが日本の学生と交流を深めようとイベントを開きました。

イベントは、高梁市の吉備国際大学で学ぶ8つの国や地域の留学生たちが大学や併設されている専門学校の学生たちと食や歌を通して交流を深めようと、企画しました。
会場にはおよそ50人の留学生たちがブースを設け、鳥の串焼きにだんごを添えたインドネシアの「サテロントン」やスリランカでおやつとして好まれている菓子「ブンティ」など、各地の食べ物がふるまわれ、みんなで味わいました。
また、ステージでは、歌や踊りが披露され、会場を訪れた人たちが声援や手拍子を送っていました。
みずからも歌を披露した専門学校3年の田口智也さんは「こうした交流の場に初めて参加しました。各国から来た人たちから学ぶものがあり、とてもよかったです」と話していました。
企画した1人で、ベトナム人のグエン・ティ・ティエンさんは「新型コロナでなかなか交流イベントを開けませんでしたが、それぞれの国の料理や文化を紹介することで、これからも日本の学生と仲よく楽しみたいです」と話していました。