JR岡山駅周辺で3年ぶりに「鉄道の日」にあわせた催し

鉄道に親しんでもらおうという催しがJR岡山駅の周辺で行われ、秋晴れの中、多くの家族連れや鉄道ファンでにぎわいました。

この催しは、10月14日の「鉄道の日」にあわせて、JR西日本などが毎年この時期に開いています。
新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となったことしは、JR岡山駅の駅前広場に特設ステージや鉄道に関する11のコーナーが設けられました。
このうち、子どもたちが紙でできた駅員の制帽をかぶって写真を撮れるコーナーには家族連れが次々と訪れ、記念撮影を楽しんでいました。
電車柄の服を着た7歳の男の子は「写真を撮れていい気持ちです。鉄道の中では、車内がきれいなので新幹線が好きです」と話していました。
また、駅の記念スタンプを押すことができるコーナーでは、無人化にあわせて撤去された9つの駅のスタンプとJR岡山駅の過去のスタンプが展示され、鉄道ファンたちが持ってきた手帳などに大切に押していました。
東京から訪れた40代の男性は「幻のスタンプを押せて素直にうれしいです。駅に降りた時に、地域の特色や名物を振り返ることができるのがスタンプの魅力です」と話していました。