「津山まなびの鉄道館」と台湾・彰化市がオンラインで交流

扇を広げたような形の機関車庫があるまちどうしの交流を深めようと、津山市で台湾中部の都市とオンラインで結んでのクイズ大会や、車庫をライトアップするイベントが開かれました。

イベントは、国の「近代化産業遺産」に指定され、全国2番目の規模の「扇形機関車庫」がある「津山まなびの鉄道館」で開かれました。
同じような扇の形をしていて、1922年に建設された車庫がある台湾の中部の彰化市と、鉄道遺産を通じた交流を深めようと津山市が企画しました。
現地とオンラインで結んでのクイズ大会では、全問正解した人に絵はがきなどの景品が贈られました。
また、日が沈むと機関車庫がライトアップされ、蒸気機関車のD51の周辺にスモークがたかれ、走る姿を再現した演出が行われたほか、ディーゼル車を載せた転車台が動かされ、訪れた鉄道ファンや家族連れを楽しませていました。
早島町から訪れた30代の女性は「クイズが楽しかったし、彰化市の機関車庫にも興味がわきました。機会があれば家族で見に行きたいです」と話していました。