高校生のアイデアで生まれた入浴剤は“ベンガラの赤” 高梁市

赤色の顔料「ベンガラ」の生産でかつて栄えた高梁市を、修学旅行で訪れた高校生たちのアイデアで生まれた赤い入浴剤が、お土産品として販売されることになりました。

入浴剤は、東京・豊島区の高校生たちが、ベンガラの生産で栄えた古い町並みが残る高梁市成羽町の吹屋地区にちなんだ商品として考案しました。
地区には温泉がなく、生徒たちは去年10月、修学旅行で吹屋地区を訪れた際、入浴剤で温泉の気分を味わってもらいたいと、地元の人たちに提案し、商品化に向けて一緒に取り組んできました。
報告会では、東京から駆けつけた生徒たちが、水槽のお湯に入浴剤を入れると、ベンガラをイメージした柔らかい赤色が広がり、会場から拍手が起きました。
入浴剤には唐辛子の成分が含まれ、発汗作用により肌の潤いが期待できるということで、今後、地元の商店でお土産品として販売されます。
考案したメンバーの1人で、高校3年の生駒真奈さんは「この入浴剤をきっかけに、もっといろんな世代の人に吹屋を楽しんでほしいと思います」と話していました。
地区で商店を経営し、生徒と商品開発にあたった佐藤拓也さんは「これからも吹屋に興味を持った人たちが、アイデアを出してくれるまちをつくっていきたい」と話していました。