全数把握見直し 対象外患者体調急変に自宅療養者支援で対応

新型コロナウイルスの感染者の全数把握の見直しが、9月26日から全国で始まることを受け、岡山県は、詳しい報告の対象とならない患者については、自宅療養者を支援する現在の仕組みを活用し、体調の急変時に対応していくことを決めました。

9月26日からの感染者の全数把握の見直しで、医療機関からの報告が全国一律で簡略化され、65歳以上や、入院が必要な人など重症化のリスクの高い人に限定した運用が始まります。
岡山県は21日に対策本部会議を開き、詳しい報告の対象とならない患者については、自宅療養者を支援する「県自宅療養サポートセンター」など現在ある仕組みを活用することにしました。
こうした患者には、専用のホームページや電話でセンターに登録してもらい、センターは体調が急変した時には相談に乗り医療機関につなげるということです。
また県内で新規の感染者が減少し、病床の使用率が改善していることなどから、岡山県は9月末までとしていた「BA.5対策強化宣言」を、25日いっぱいで解除することも決定しました。
会議のあと伊原木知事は「重症化のリスクがある人への対応が遅れる可能性があったが、今回の見直しで、限りある医療資源を必要な人に振り分けるようになったのは意義深いものと考える。年末年始に、感染の波がまた訪れる可能性があるので、新しく導入されるワクチンを接種してもらいたい」と話していました。