備前市 “まちじゅうどこでも図書館” 始まる

本を通して交流の輪を広げようと、さまざまな場所を「図書館」として活用していく取り組みが、備前市で始まりました。

「まちじゅうどこでも図書館」と名づけられたこの取り組みは、本を通して交流の輪を広げようと備前市が始めたもので、民間の交流スペースやカフェ、それに事業所などを一般に開放してもらうことにしています。
その第1弾として選ばれたのが、備前市の片上商店街にある古民家を活用した交流スペース「潟の家」です。
屋内には建物を所有する出井鉄二さんが集めた小説などおよそ3千冊が棚いっぱいに展示されていて「テッチャン文庫」と呼ばれています。
「潟の家」は現在、地元の人たちが朝市や子ども食堂の場所として定期的に活用していますが、今回「まちじゅうどこでも図書館」の認定を受けたことで、今後は平日の午後3時から午後6時までの間、毎日、一般の人たちに開放します。
オープン初日にはさっそく地元の高校生が立ち寄り、出井さんから本の説明を受けたり小説などを熱心に読みふけったりしていました。
出井さんは「本を通じてオール世代に集まってもらい、街の活性化に役立てていけたらうれしい」と話していました。