岡山県の最低賃金 過去最大の30円引き上げで時給892円に

現在、時給862円となっている岡山県の最低賃金について、労働局の審議会は5日、30円引き上げて時給892円とする答申を行いました。
引き上げ額は過去最大で、ことし10月から適用される見通しです。

最低賃金は企業が労働者に最低限支払わなければならない賃金で、都道府県ごとに異なり、岡山県は、現在、時給862円です。
厚生労働省の審議会は、今月1日、最低賃金を、今年度は、全国平均で31円、岡山県で30円引き上げる目安を示していました。
これをもとに、県内の労使の代表などでつくる岡山労働局の審議会で議論が行われ、労働者側が生活必需品など物価の上昇が大きいことを踏まえ、目安を上回る引き上げを訴えたのに対し、使用者側は、原材料費の高騰で目安の30円の引き上げは難しいと主張しました。
議論の結果、審議会は目安どおり最低賃金を30円引き上げ、時給を892円とするよう、岡山労働局長に5日、答申しました。
岡山県での30円の引き上げは、最低賃金が時給で示されるようになった平成14年以降、最大です。
新たな最低賃金は、ことし10月1日から適用される見通しです。
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