雨のピーク過ぎるも 県南部で今後も浸水や河川増水に注意を

岡山県では、5日正午ごろから局地的に非常に激しい雨が降りました。雨のピークは過ぎましたが、気象台は県南部では5日夜のはじめごろまで、低い土地の浸水や河川の増水に注意するよう呼びかけています。

岡山地方気象台によりますと、湿った空気と上空の寒気の影響で、県内では正午ごろから雨が降り、午後1時までの1時間に▼岡山市で51ミリと非常に激しい雨が降ったほか、▼倉敷市で14.5ミリ、▼岡山空港と矢掛町で9ミリの雨が観測されました。
岡山市によりますと、この雨で住宅に被害が出て▼2棟が床上浸水、▼17棟が床下浸水しました。

【岡山市北区津島西坂では】。
岡山市北区津島西坂の住宅街では、午後1時ごろ大雨の影響で、道路が20センチほど水につかり、車が水しぶきを上げながらゆっくりと走っていました。また、住民は玄関から心配そうに冠水した道路を眺めていました。

【岡山市北区伊島町では】。
岡山市北区伊島町の住宅街では、午後1時半ごろ大雨の影響で道路が5センチほど水につかっていました。
歩行者は水たまりを避けるように歩いていました。
住民は、「ものすごい激しい、バケツをバンとひっくり返したような降り方でした。2か所の水があふれて、ここに集中してくるんです」と話していました。
【JR岡山駅の地下街では】。
雨の影響で、JR岡山駅の地下街では、天井から雨水が漏れて関係者らがモップなどを使って通路にたまった雨水を取り除いていました。
また、駅から地下街に下りる通路でも天井から雨水が流れていました。
通路にはバケツが置かれ、雨水を受け止めていました。

【倉敷市玉島地区では】。
倉敷市玉島地区の商店街でカレー店を営む35歳の男性が、午後1時過ぎに撮影した映像では、道路が水につかり、店舗内にも水が入ってきていて、男性はほうきで掃き出したということです。
男性は、「営業中に雨が降り始め、どしゃ降りになったと思ったら一瞬で店内に水が入ってきました。長年、倉敷市内に住んでいますが、4年前の西日本豪雨でも家の中に水が入ってくることはなかったので、ことばがありません」と話していました。

【一時3市に大雨洪水警報】。
岡山市と倉敷市、そして浅口市には一時、大雨洪水警報が出されましたが、午後4時半前に解除されました。

気象台によりますと県内はこのあとも、夜のはじめごろまでは局地的に雷を伴って雨が降るおそれがあり、6日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで▽北部で80ミリ、▽南部で60ミリと予想されています。
気象台は、▼県南部では5日の夜のはじめごろまで低い土地の浸水や河川の増水、また、▼県内全域では5日夜遅くまで落雷に、それぞれ注意するよう呼びかけています。