「カメムシ」大量発生 岡山県が5年ぶりに注意報

県内で「カメムシ」が大量に発生し、今後コメに被害がでるおそれがあるとして、岡山県は5年ぶりに注意報を出して、コメの生産者に早めに対策を行うよう呼びかけています。

県によりますと、7月1日から25日に、赤磐市と真庭市にある農業研究所の施設で調査を行ったところ、カメムシの一種「アカスジカスミカメ」が赤磐市で平年の3倍、真庭市で平年の7倍確認され、それぞれ過去10年間で最も多く確認されたということです。
「アカスジカスミカメ」は、大きさが5ミリ程度と小型ですが、稲の栄養分を吸い取って米粒を変色させる害虫で、出荷する際の等級検査で被害を受けたコメがわずかに混ざっているだけでも評価が下がってしまうということです。
岡山県は今後、県内全域でこうしたカメムシが大量に発生することが予想されるとして2日「病害虫発生予察注意報」を出して、生産者に対して、カメムシが近づかないよう農薬を散布するなど、早めに対策を行うよう呼びかけています。
コメをめぐってこの注意報が出されるのは、平成29年以来5年ぶりで、県農産課は「ことしは気温が高く害虫が発生しやすい条件なので、早めに予防し被害を防いでほしい」としています。