子ども医療費“助成する範囲を広げるべきだ” 岡山市の検討会

子どもの医療費について意見を交わしてきた岡山市の検討会は「通院や入院の費用を助成する範囲を広げるべきだ」などとする報告書を市に提出しました。

岡山市では現在、通院は未就学児が無料、小学生は1割が自己負担で、中学生以上は大人と同じ3割負担となっていて、入院は中学生まで無料となるよう市がそれぞれ助成を行っています。
ただ県内では、中学生まで通院が無料という自治体も多く、医療費の負担の大きさが課題と指摘されていました。
これを受けて、市はことし4月から医師や学校関係者などと検討会を開き、このほど報告書が市に提出されました。
具体的な提言としてはまとめられていませんが、メンバーそれぞれの意見として、小学生の通院を無料にすべきだとか、子育てのしやすい街にするため、18歳まで助成を行うべきだなどといった内容が盛り込まれています。
市は、来年度中には子どもの医療費助成の範囲を広げたい考えで、報告書を受け取った大森市長は「財政は決して豊かではないが、この意見をベースに検討していきたい」と話していました。
検討会の座長を務めた岡山市医師会の平田洋会長は「少子化という問題がある中で、子育て世帯の負担を減らすためにも医療費助成の拡充を実現してほしい」と話していました。