岡山城主宇喜多秀家の書状など古文書134点 県重要文化財に

安土桃山時代の岡山城主・宇喜多秀家の書状など、瀬戸内市の寺に伝わる古文書134点が、新たに県の重要文化財に指定されました。

県の重要文化財に新たに指定されたのは、瀬戸内市の弘法寺遍明院が管理する鎌倉時代から明治時代までの古文書134点です。
このうち「宇喜多秀家黒印状」は、文禄3年=1594年とその翌年に作成されたもので、一帯の領主だった宇喜多秀家から寺に領地を与えることが記されています。
なかでも注目なのは秀家の「黒印」で、当時の天下人・豊臣秀吉の姓を名乗って「豊臣秀家」と押されていて、当時の豊臣家との関係を知るうえでたいへん貴重だということです。
指定書を受け取った住職の黒井覚然さんは「これからも大切にして次の世代に伝えていきたい」と話していました。
また県教育庁文化財課の小林伸明課長は「古文書からは歴代の領主が寺を大切にしてきたことがよく分かる。地域の宝として公開などを含めて活用を検討してもらいたい」と話していました。