小学生が魚の干物をしちりんで焼いて味わう体験学習 佐伯市

魚の干物をしちりんで焼いて味わう体験学習が、漁業が盛んな佐伯市の小学校で行われました。

この体験学習は、ことし11月に県内で開催される「全国豊かな海づくり大会」への機運を高めようと行われたもので、24日は、佐伯市にある松浦小学校の全校児童、47人が参加しました。

はじめに、大会の実行委員会の職員が、漁業と養殖業が盛んな佐伯市では、1年間におよそ350種類の魚介類が水揚げされることなどを児童たちに紹介しました。

このあと、児童たちは、学校の隣にある市の振興局の駐車場に移動し、しちりんを使った干物焼きを体験しました。

児童たちは、海の魚の干物は最初に皮を上にして、身を開いた腹から焼くなどのコツを教わると、炭に風を送るなどして干物を焼いていきました。

今回焼いたのは、地元で水揚げされたアジやカマスなどの干物で、およそ15分かけてふっくらと焼き上げると、「おいしい」と、声を上げながら夢中に味わっていました。

3年生の男子児童は、「骨が少しあって大変だったけど、おいしかったです。これからもいっぱい食べたいです」と話していました。