臼杵市の無人駅で1日限定の立ち飲み食堂 駅舎にぎわう

臼杵市にある無人駅で18日、1日限定の立ち飲み食堂が開かれ、訪れた人たちが飲食をともにしながら交流を深めました。

このイベントは、地域の活性化につなげようと、臼杵市にあるJR日豊本線の無人駅、下ノ江駅で地元の人たちが年に2回開いているものです。

18日は午後5時を過ぎると、駅に多くの人が訪れ、駅舎内で販売する酒のほか、から揚げやギョーザなど住民手作りのおつまみを買い求めていました。

そして、待合室の立ち飲みスペースや改札口などに設けられた席で飲食を楽しみ、ふだんは無人の駅舎がにぎわっていました。

地元の40代の男性は「いろいろな人と話ができて最高です。こうして盛り上げてくれる地区の人に感謝したいです」と話していました。

また、市内から来た50代の女性は「とてもいい雰囲気で、これからも続けてほしいと思います」と話していました。

イベントを主催した「下ノ江地区ふれあい協議会」の大戸徳一会長は「たくさんの人の楽しんでいる様子が見られてうれしいです。3世代の交流が促進されるといいなと思います」と話していました。

次のイベントは、ことし秋ごろに行われる予定です。