別府市で18日から「名人戦」第4局 両者が意気込み語る

将棋の八大タイトルの1つ、「名人戦」七番勝負の第4局が18日から別府市で始まるのを前に、初防衛を目指す藤井聡太八冠(21)が「温泉で疲れを癒していい内容の将棋を指したい」と対局に向けた意気込みを語りました。

将棋の「名人戦」七番勝負は、去年、最年少でタイトルを獲得した藤井八冠が、挑戦者の豊島将之九段(34)にここまで3連勝していて、初めての防衛まであと1勝としています。

18日から2日間、別府市で第4局が行われるのを前に17日は前夜祭が開かれました。

最初に、先週、別府市で行われた地元の子ども将棋大会で優勝した小学生から対局者の2人に花束が手渡されました。

このあと2人が第4局に向けた意気込みを語りました。

このうち藤井八冠は「別府に来るのは初めてで楽しみにしていた。温泉で疲れを癒していい内容の将棋を指したい」と述べました。

また、豊島九段は「厳しい状況だが自分なりに頑張りたい。集中して悔いのない対局にしたい」と述べました。

「名人戦」の第四局は18日と19日、別府市で行われます。