日田市の女子高生 日本サッカー協会公認の2級審判員に合格

日田市の高校3年の女子生徒が日本サッカー協会公認の2級審判員に県内最年少で合格し、14日日田市長に報告しました。

日田市にある県立日田林工高校サッカー部でマネージャーをしている3年生の堀田姫花さんはことし3月、福岡県で行われた審判の試験で日本サッカー協会公認の2級審判員に合格しました。

堀田さんは現在17歳で、県内では最年少の合格となります。

14日はサッカー部の顧問などとともに日田市役所を訪れ、椋野美智子市長に合格を報告しました。

小学3年生までサッカーをしていたという堀田さんは、高校入学を機にサッカー部のマネージャーになり1年生の時に3級の審判員に合格しました。

その後、県内で開催された小学生から高校生までの公式戦およそ50試合で審判を経験し、ことし2月には高校女子の新人戦で主審を務めました。

今回合格した2級では、九州・沖縄で開かれる試合でも審判を務めることができるということで、次は全国大会の審判ができる1級の取得を目指すということです。

堀田さんは「試合の後、選手から『ありがとうございました』と感謝されるとやりがいを感じます。選手たちが安全にプレーできる審判になりたいです。将来はワールドカップの舞台に立つことが目標です」と話していました。