歩道改修に使う木製ブロックに名前刻む 大分市に応募が殺到

老朽化した歩道の改修に使われる木製のブロックを購入すると自分の名前を刻印することができるとして大分市が先月下旬から購入者を募集していましたが、応募が殺到し、1週間で締め切られました。

大分市の中心市街地を通る市道「中央通り線」の歩道は、整備から36年が経過してタイルや舗装などの劣化が進み、市は今年度、改修工事を行います。

市はこの改修に使う縦10センチ、横20センチの木製のブロックを購入すると、アルファベットで名前などを刻印することができるとして、先月26日から1個4000円で購入者を募集しました。

当初の目標は800個で、応募が殺到したため急きょ1500個まで増やして対応しましたが、1週間で上限に達し、締め切ったということです。

一方、市はふるさと納税の返礼品としても200個のブロックを用意し、13日から1口1万4000円で募集を始めました。

大分市土木管理課の担当者は「2か月ほどを想定していたが、想定以上に応募があり驚いた。ふるさと納税も募集数に達し次第、終了となるので早めに申し込んでほしい」と話していました。