バレーVリーグ男子「大分三好ヴァイセアドラー」休部へ

バレーボールVリーグ男子の「大分三好ヴァイセアドラー」はチーム運営を続けることが財政的に難しくなったとして来月20日で休部すると発表しました。

大分三好ヴァイセアドラーは大分市の三好内科循環器科医院が母体となって1994年に誕生した男子バレーボールのチームで、国内最高峰のリーグにも参加するなど大分県だけでなく九州のバレーボールをけん引してきました。

チームによりますと、オーナーの三好博院長が先月11日に亡くなったことをきっかけに、今後のチーム運営について病院側と協議を続けてきたということです。

その結果、チーム運営を続けることが財政的に難しくなったとして来月20日をもって休部するとともに、ことし10月から始まる新リーグへの参戦も辞退することを決めたということです。

チームでは今後、選手やスタッフの移籍先を探すとともに、来月19日にファン感謝祭を開いてファンに直接、報告することにしています。

休部についてチームは「地方の一個人病院のチームとしてトップリーグ12シーズン、2部リーグ8シーズン、日本のバレーボールリーグに参加できたことは皆様のご協力と支えがあったからだと思っております。これまでの多大な応援を心より感謝申し上げます」としています。